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電動車椅子を自操しよう!

このグラフは、当院での電動車椅子を利用している人の、操作方法をグラフにしたものです。

10代後半から20代前半は、電動車椅子操作の標準コントローラで操作できますが、それ以降は、アームサポートや、小型ジョイスティックやスイッチ操作などの工夫が必要です。



手で小型ジョイスティックが難しくなるのは、手首の動きが固くなったときです。

その際は、操作する部位を変えてみましょう!



DMDでは、顎での操作が使えるかもしれません。

顎での操作をチンコントロールと呼ばれ、頸髄損傷のかたが利用されることが多いようです。

しかし、頸髄損傷のかたは、首を回旋して動きの幅をつくるのに対して、DMDでは、手でのコントロール操作が難しい頃は、首の動きも弱くなっているため、顎の動きだけでは困難です。

そこで、顎の位置よりも、少し上、下唇の動きを利用すると、ジョイスティックを操作できるようになります。

この顎+下唇操作では、頭部がしっかりと固定されていることが条件です。また嚥下状態にも左右されますので、導入は、リハビリの先生と相談してくださいね。(・_・)


動画


車いす 2016-02-18 20:00 この記事のURL1


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