本日のお題は、「障害者割引について」
・なぜ公共交通機関は半額なのか?
・なぜテーマパークには、障害者割引があるのか?
・なぜ美術館などの公共機関は、無料なのか?
・なぜ企業のサービスにも、障害者割引があるのか?
本日は、これらの課題を
経済の視点から社会保障をみつめる話し合いになりました。
最近は、福祉機器の勉強会から、どんどん話がひろがります。
ちなみに、キーワードとしてでたのは。。
・508条
・IDEA法
・ADA
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本日のお題は、「障害者割引について」
・なぜ公共交通機関は半額なのか?
・なぜテーマパークには、障害者割引があるのか?
・なぜ美術館などの公共機関は、無料なのか?
・なぜ企業のサービスにも、障害者割引があるのか?
本日は、これらの課題を
経済の視点から社会保障をみつめる話し合いになりました。
最近は、福祉機器の勉強会から、どんどん話がひろがります。
ちなみに、キーワードとしてでたのは。。
・508条
・IDEA法
・ADA
本日は、先週の宿題、なぜ白杖は白いのか?
早速しらべてもらったことを説明(^-^)
視覚に障害を持つ人は、道路をあるくときに、白杖を持つことを義務づけられ、社会で保護さているとのこと。
これって常識?
意外としらなかったことに一同感心。
さて、本日の話は、こうした話をかわきりに、それぞれが、持つシンボルと、言葉の由来に。
例えば、看護師のナースキャップ。すでに、廃止されているところも多いですが、制服と同じように、どのようなものなのかをさす大切なもの。
また、ひょっとこも有名ですね。火男とかいて、火を守る番のお仕事をしていた、脳性麻痺の男子をモチーフにされているとか。
デザインには必ず意味があるように、言葉にも意味がある。歴史という視点で、福祉機器を振り返るのもおもしろいかもしれません。
本日のテーマは。。。
あみ:「ない・・・」
といことで、本日は、?を探すコツ講座。
今日はたくさんのキーワードになる言葉が出てきました。
・リーズニング
・ミラーニューロン
・相貌失認
・自己同一性
・マーケティング
・マジョリティ
・マイノリティ
・依存の集中と、依存の分散
コツは、
・いつもと違うこと感じる
・普通とは違うこと
このことを、
気づいて→考えて→表現していく
ことが専門家となる第一歩。
マイノリティである自分が、多くの中から見つけにくい、本質を見つけることができる。
あみ:「なんか、つながってきた!(^o^)」
本日のテーマは。。
・なぜロボットアームは普及しないのか?
あみ:「HCRでも、ロボットがたくさん出ていたけど、私はロボットアームって、便利だと思うんだけど、なんで普及しないのかな?高いから?」
OT:「それも当然あると思うけど、他にどんな理由があると思う?」
このような出だしで、今日の勉強は始まりました。
ロボットアームの便利さを問う、研究は昔からあり、現在行われているのは、国立リハセンターで行われていた、ベネフィット検証。
つまり、このロボットアームでどれだけ、費用負担が変わるのかが検証されています。例えば、介護者の時間数がどれだけ変化するのか?
ただ、便利だから、使おうだけの視点だけでは物は売れません。
また障害者が欲しいといった製品が、必ずしも売れるものになっていない前例はたくさんある。
なぜ、その製品がよいのかは、いろんな視点で検証される必要があることを本日は学びました。
ちなみに、ロボットアームといっても、本当に、自分の手のように、”ス”っと動いてくれるほど自由度があるわけではない。
数個の関節をそれぞれ、動かさなければいけないし、また、動きを学習させたとしても、毎回同じ状態にしなければならず、これまた自由ではない。
まだまだ、人の手と同じではない。
それだけ、人の手ってすごいんだねーってことを感じました。
本日は、目かくしてをして、車いすにのろう!です。
どんな外的な情報があったら、走れるのか?
ちょっと、こわごわでしたが、音を頼りにすすみます。
あみ:「いつも、走っているから、この辺になにがあるかわわかるけど、まっすぐは走りにくい。」
とのこと。それでも、そういえばということで、次のことに気がついたようです。
あみ:「看護師さんが、ちょっと、車いすに触っただけでも、どこを触ったのかがわかるんだよね。」
実際に試してみると、それほど、荷重をかけなくても、微妙な変化を車いすという機械をつたわって、感じているようです。
視覚と同じように、私達も、いろんな感覚を代償しているんだといういことを気づいたようです。(*^_^*)
本日のテーマは。。。。
あみ:「先生ネタ切れ。。。」
ということで、実地研究!
昼休みのホッケーを見学。
今日の課題は、いくつ、気づけるか?
コツとしては、似ているものに、グループわけしてみること。
あみ:「スティックが十字型の人と、1字の人がいる。呼吸器を着けている人といない人。」
そうだね。そう考えていくと、いろんな分け方ができる。そのほかにも、頭をヘッドレストに着けている人、着けていない人。このような考えていくと、例えば、ヘッドレストから頭を離している人のスティックは、1字型が多い。ということが、わかってくる。
そうすると、これができるんだったら、こういうことができますよってアドバイスができるようになる。
本日は、このほかにも、八雲だけのオリジナルがあることを気づきました。
あみ:「まだまだ、知らない、八雲仕様があるのかも!」
本日のテーマは二つ。
・なぜ洗面器は丸いのか?
・なんで病院は白いのか?
さて、みなさんはどう考えますか?
本日の勉強会もまさに、この考えていくのか?から。
■洗面器はなぜ丸いのか?
・丸以外の洗面器を探す。実際の洗面場面を観察する。洗面器の歴史を調べるなどなど。
がでました。なかなか、研究者らしい視点がでてきました。
さて、実際に、洗面動作を観察してみると、意外な点に気づいたようで。。
あみ:「洗面器に水をくんでも、顔を洗うときって、手で水をすくっているから、洗面器を使わなくてもおんなじじゃん!(@_@)」
水道が無い時代は、井戸から水をくみ、ためておく必要があった。そこで、洗面器が必要だったってところなのかな?
そのほかにも、なぜ丸なのかは、木を組んで丸い形にする方がトンネルのように強度が得られるかもしれないよね。
物のデザインは、単に、カッコよさだけでなく、こうした工学的な必要性と、活動上の必然があるんだね。
■病院はなぜ白いのか?
・白いと気分がめいるし、汚れも目立つ。
OT:「実は、すでに解答のようなものがでているんだよ-!」
カラーコーディネートの色彩学の本をみながら、色についての心理的効果を勉強。色には、質量や時間や、暖かさなど、物理的な感覚の変化をもたらす効果があることを学びました。
また、病院の歴史から、ナイチンゲールは、衛生面に配慮することが死亡率を低下させることを統計学をつかった紹介したことが有名で、またゼンメルワイスは、手洗いの大切さを説いた人でした。
http://www.core33.net/corenews/diary.cgi?no=744
こんなところから、”なぜ白なのか?”は、汚れが目立つことによって、衛生的で、かつ、純粋さを示す目的がある。
工学・心理学・医療など、いろんな知識で、デザインを見抜く必要性を学びました。
ちなみに、一般の便器の高さを、身障者トイレの便器の高さがなぜ違うのかを、それぞれの高さで立ち上がり動作がどのように変わるのかを観察してもらいました。
本日の『あみ』ちゃんから寄せられた疑問は。。。。
・なぜ人の肘の関節は曲がるようにできているけど、反対には曲がらないようになっているのだろう?構造もあるんだろうけど、なんでそんな必要性があったのだろう?
(*_*)なかなか、普通では考えないような興味深い質問です。。。
さて。。
ということで、実地研修。
早速、学校の理科室へお邪魔しました。
肘の構造を説明し、反対側には曲がらないことを納得。その上で、
なぜ、そのような構造に、人は作られているのか?。。。
なぜでしょう。。。
みなさんはどう思いますか?
今回の、OT&あみの仮説は、
四足歩行だったときに、この方が肘をロックさせて力を少なくできたから?
また次回!
第3回目の本日のテーマは、『あみ』ちゃんから寄せられた二つの疑問から。
1.歩くってどうやって、前に進めるのか?
2.車いすの運転する方法ってなんでハンドルじゃないの?
本日は、疑問を解決するいろんな方法を考えてみることに。
例えば、グループ分け。
電動車いすと同じジョイスティックの操作方法がある、パソコンのマウスの代替装置に関して、どのようなものがあるかをあげてもらいました。
マウス・小型マウス・トラックボール・タブレット・トラックパッド・ワンキーマウスなどなど。
いずれも、マウスを代替するもので、ポインティングデバイスと呼ばれるもの。
では、それぞれの特徴の違いは?
実際に、使って試してみることに。。。
結果は、ジョイスティックは、あるポイントをさすには他の代替装置よりも時間がかかる。でも、方向をしめすには、ふらふらと揺れずにマウス操作が可能だということがわかりました。
このように、似たような活動で実際検証してみることで、得られる特徴もあることを、本日の勉強会では学びました~。(*^_^*)
第2回目は、実地研修。
しっかりと、観ることがテーマです。
いろんなもの観察することが大切です。
今回は、みんなの作業風景を観察して、どんなことに気づくのか体験です。
OT:「例えば、Aくんは、車いすを足で漕いでいるけど、なにか気 づくことない?」
あみ:「うーーーーーーーーーーん。(>_<)」
「身体が揺れてる。」
OT:「そう!両足を振り上げると、身体は後ろにいって、膝を曲げ て前に進もうとするときは、身体を前にやっているね。」
「それが、なぜなのか?」
「どう考えたらいいと思う?」
「一つは、比較をする。別な方法をとってもらって、検証する んだ。」
--------- 省略 --------
OT:「ところで、みんなの車いす。コントローラのところがスイン グするでしょ。」
「なんでだと思う?」
あみ:「机に入りやすいように?」
OT:「そう。でもね。この今仙の車いす標準でどうなっているか、 メーカーのHPでカタログをみてごらん?」
あみ:「あー。まっすぐだー。」
OT:「そうなんだよ。ここでの生活にあわせてカスタマイズしてあ るんだけど、みんながスイング式だから、ついつい、これが あたりまえって思うよね。でも、違うことがいろいろとあ る。」
「あたりまえを科学するのが、福祉機器の勉強なんだよ。」
急遽、本日よりはじまった。福祉機器勉強会!
第1回目は、
福祉機器勉強といっても、いったいなにから勉強したらよいの?
そんな福祉機器勉強1年目の『あみ』ちゃんと学ぼう講座の始まりです!
本日は、福祉機器とはなんなのか?
福祉機器を考える、第一歩のコツを整理します。
本日の学んだ話は、
ICIDHとICF
:福祉機器と、何かしらの困難さがどのような関連になっていくのか?とくに、ICFの話は、今後福祉機器を取り扱っていく上でとても大切なもの、しっかり覚えてもらいました。
またもう一つのコツは、活動分析。
例えば。。。
OT:「脳梗塞で片麻痺の方、右手が使えないで、包丁でじゃがいも の皮をむくときどうしたらいいと思う?」
あみ:「うーーん。濡れたぞうきんでずれないようにするとか?」
OT:「お!いい線いっているねー。」
「その通り、そのほかにも、まな板に釘のついた道具ってみた ことある?」
あみ:「ある!」
OT:「そう。こんなふうに、考えていくと、そこに対する共通点が みえてくる!」
あみ:「固定?」
OT:「そう。そんなふうに、一つの方法だけではなく、いろんな方 法の共通点をみていくことで、そのものの特徴がみえてく る。」
こんな調子で、はじまった勉強会。
福祉機器の教科書をつかって、1から10までの知識を覚えていくことも大切ですが、自分の実になる知識になっていくことも大事なことです。しばらくは、火曜日と金曜日に継続していきます。
毎週月曜日のこの勉強会もひとまず今日が最後。『なべちゃん』が司会進行でこれまでを振り返りました。
「東大のWEB会議では正直、最初は内容が難しくついて行けなかった。」と話すなべちゃん。最近では、ようやく、会議でも発言できるようになったとのこと。
なべちゃんに限らず、この勉強会の当初の目的も主体的でした。
今では、それぞれが、自分のやりたい道をみつけられるようになっているように、この一年間で、実にさまざまな話題を提供してくれたと思います。
今後は、必要な時に自主的な勉強会を開いてくださいね。
今回は、ケアコム株式会社の『マルチケアコール』をみんなで体験しました。
この製品は、「息」「音」「光」「タッチ」の4種類のモード。この機能で39500円はお手頃価格かもです。
早速、みんで使ってみました。すると、少しづつ「コツ」というものが見えてきます。
例えば、「息」のモード。息だったら何でもいいかというとそうではない!
「はー」とゆっくりはいても、スイッチは入りません。ちょうど、ストローで息を吐くようにするとスイッチが入るようでした。つまり、息をはく量というよりは、息をはく強さにあるようです。
一番努力が少なくスイッチが入る方法はと、みんなで考えてみると、「ぷっ」もしくは「ぺっ」と破裂音の時が一番楽にスイッチが入りました。
これも、実際使ってみるとわかることですよね。
今回のテーマは、デザイン。
c-300を例にとり、デザインについての評価をしました。外国製でかっこいいという一堂の感想ですが、『誰のためのデザインか?』の視点でみてみると、いろいろと意見があがってきます。まずは、クラッチの部分。
これって、どうやってクラッチを外すかわかりますか?
「あーーー。無理矢理引っ張らない出くださいね!!」
説明では、左矢印にPush、下矢印にpullですが、思うようにいかない。
実は、左にレバーを押しながら、手前に引くとクラッチが外れるようになっています。
今回の勉強会では、そうした、デザインとは何かについて、
アフォーダンス・要素の共通項という視点で学びました。
英語授業に引き続き、『のぶや』くんも参加してくれました。ありがとう!(^_^)v
つくばの産業総合研究所の梶谷さんが遊びに来てくれました(^_^)v
8ヶ月ぶりなのですが、そんな感じをさせない梶谷さん。一堂、すぐに話に引き込まれました。
今回は、評価とは何か?物の見方について学びました。
いつのまにか今年最後の勉強会の日!(T_T)
そこで、今や注目株ナンバー1の『おさむくん』に司会を進行してもらい、今年の感想を共有しました。
「漢字一文字で今年を表す」
なにやら、ものすごーーく。知的な会になりましたが、それぞれ考慮したあげく、出てきた一文字は、写真にあるとおり!
そう、八雲名物ホワイトボード!(^^)!
『迷』(たかし)
:試験を2度もすっぽかしてしまった(>_<)。何が大切でそうでないか学んだ一年だった。
『知』(たくや)
:とにかく、いろんなことを知った一年だった。学校とは違う卒業後の生活は感じたが、何が違うのか。。まだつかめていない。。
→「そうそう、わかるのは2年目から。。(byなべ)
『歩』(よしゆき)
:いまさらながら、スモールステップが大切だと学んだ。自分は、目標が大きすぎで、いつもそこにたどりつかずにいた。今年は、一歩の大切さを感じた年だった。
『聞→聴』(おさむ)
:今年は、とにかく、『きく』がテーマな年だった。
『躍』(なべ)
:今年は飛躍の年。いろんな悩むこともあったが、一つのことをいろんな角度からみる大切な年になった。
『割』(きむきむ)
:まさに、ピスタチオ(*^_^*)みんなの殻が破れて芽が出てくるのを感じたよ~。
『凄』(さやか)
:みんな凄すぎます。
『悩-不-楽』(ドラミちゃん)
:ぐるぐる回っていた一年でした!
さて、皆さんは一年どんな年でした?
こうして、一年コレスペの活動を振りかえってみると、数日おきに新たな変化が見えています。ほんと、改めてですが、人ってすごいエネルギーの存在なんだって思えます。。
みなさん先週は、ほんとお疲れ様でした。参加されたPTOTの先生方も、きっといろいろな印象をもったのだと思いますよ。(^_-)
でも、発表しただけでは、次に繋がりませんよね。そこで、この勉強会を通して、在校生に自分の伝えたかったことを話していきませんか?
今回は、その一回目
「わたしはこれで変わった!!おさむの手動車いす→電動車いすへの気持ちの変化」です。
車いすチームの発表は、東京大学先端科学技術センター中邑研究室がまとめた「支援機器利用効果の科学的根拠算出に関する研究」で、筋ジストロフィー患者の感じている移動の効力感を、自分のエピソードと照らし合わせて解釈するものでした。
発表資料はこちらファイル 325-3.pdf
学生の「がっきー」くん。先輩の発表を聞いて。。。「うーん。なんとなく・・(^^;)
やはり、最後のスライドにある、僕らにとって手動車いすと電動車いすは同じ乗り物ではなく、質の違う福祉機器かもしれないという点が伝わりにくかったようです。
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