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『よっしー』と、福祉機器。

以前より、福祉機器に興味がある、『よっしー』さん。にもかかわらず、東京大学先端科学技術センターの中邑先生に、現在八雲と取り組んでいるWEB会議などをはじめとする研究へ、一緒にどう?と誘われても、及び腰。

そこで、どうしたいのかとまとめてもらうことにしました。
・きっかけは?
:電動車椅子、パソコンの入力支援機器、スイッチのフィッティングなど様々な支援技術のおかげで成り立ている今の自分があり、福祉機器を勉強して何かの機会に人の役に立てるかも知れないと思った。
・これまでの取り組みは?
:ホームページを立ち上げたが、自分が紹介していく情報に不安もある。専門知識がないため。
・これからどうしていきたいのか?
:福祉機器への興味はもちろんあり、このことで、自分の生活もよくなるし、多くの人の役にたてる可能性もあるので、もっと深めたい。
:東大先端研の方たちとは、養護学校での講義の前から調査への協力など機会があったので、一から勉強させてもらい、ゆくゆくは形にしたい。。
続き
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さて、で、なんだけど、どうしていきたいの?

「『うーーん。自分と同じくらいの障害をもっている筋ジスの人に対して、アドバイスをしていけたらいいと思っている。」

ふむ。そうだねー。ちょっと整理しようかー。まずは、自分と同じくらいってどういうこと?
「あっ!そうかー。自分と同じといっても、ほとんどいないから、もっと、前の段階のほうがいいかなー」

??どういうこと?

「他の病院の話を聞いても、ケアの状態とか違うし、同じように、車椅子に呼吸器をのせて、スイッチで操作している人っていないから。特殊な事例だから、もっと、前の段階での情報のほうがよいかなって」

ふむ。それもあるかもしれないねー。自分と同じくらいというのは、誰のこと?かというと、『よっしー』さんのことだよね。『よっしー』の運動機能の障害度と、同じくらいの人って、他にいないの?

「うーーん。いやいる。」

そうだね。ケアの状況は違っても、同じく指の動きが数㎝しか動かない状況だったり、食事などのADLが全介助だったとしても、今は、車椅子を自由に動かし、午前午後と、仕事をしている。こうした情報って、他にないから価値があるんだよ。

だから、今の等身大の自分を客観的に情報を整理して伝えていくことが大切。

もし、研究室とのお仕事ができるのであれば、そうした客観的にといった視点を学ばさせてもらえばいいんじゃないかな?

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