日頃からコレスペや卒後支援でお世話になっている養護学校 元木先生の登場です!OT室での元木先生は、誰かの傍らで笑っていることが多く、とても話しやすく上手に興味を引き出してくれるムードメーカー?のような存在です。そこで、今回は、僕自身が一番身につけたいスキル「コミュニケーション力」を取り上げ、教師である 元木先生にせまってみたいと思います。
■「 教師 元木 」
・「先生になりたい!」と思ったのは?「親の仕事が教師と保母ということもあり、特に教育関連以外の職業のイメージを持たないまま、教師の道を目指し始めた。。。というのが正直なところかな。。
もともと家庭科の先生になろうとしていたんだけど、養護学校での教育実習で、言葉のしゃべれない自閉症の女の子との出会いから、特別支援教育へ次第に興味がうつっていきました。
養護学校では、遊びを通して生徒を引き出す機会が多いのだけど、はじめは、実習指導の先生から「生徒と遊んでください。」と言われても、どうやって遊べばよいのかさっぱり、わかならなかった・・・。でも、ちょっとしたことかな。一緒に同じことをしてみて、その子の世界に入っていけたとき、一緒に笑いあえたんだよね。この出会いや、「個人にあわせた教育内容で1人1人を大切にする教育」に関心を持ち始めたのがきっかけです。」
・教師になる前となった後でイメージの違いなどはありましたか?
「まずは仕事内容です。教師の仕事は、意外と事務作業も結構多いのだと知りました。それと、自分の事になりますが、『先生はこうじゃなきゃいけない・・・。』と考えてしまい、しばらく『教師のプレッシャー』という目にみえないものに囚われていましたね。」
今もですか?
「全くないと言えば嘘になりますが、でも海外旅行をキッカケに変わりました。日本では当たり前だと思ってることが、海外では全然違ってさまざまな価値観があることに気づかされました。
ちょっと、視点をずらしてみると、まったく違って見えることがある。この経験は私にとって大きく、『こうじゃなくてもいいじゃない!』と思えるようになり、今の私自身の生き方を支える大事な出来事になっています。」