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スカイプで初交流 with 東北福祉大の学生さん

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本日は、東北福祉大学 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科の学生さん8名とスカイプを使った、初の情報交流会!
朝から落ち着かない『よっしー・なべ・えと』の福祉研トリオの面々です。(*^_^*)。

まずは、簡単な自己紹介から始まり、今回は八雲福祉研トリオの3名が用意した発表用の資料で、自分たちのことを知ってもらう取り組みを行いました。
なべ
えと
よっしー

こんなまじめな発表に挟み、突然クイズタイム。

クイズ1
『さて、この車椅子一体、最高時速は何キロ?』
1.えと:5キロ
2.よっしー:10キロ
3.なべ:20キロ
 学生さんの予想は、1.2が多いようでした。でも、正解は、実は。。。残念、4の6キロ。

クイズ2
『さて、よっしーの使っている、マイクロスイッチ。さて、作動圧は一体いくら?』
1.えと:50グラム
2.よっしー:8グラム
3.なべ:100グラム
 正解は、2の8グラム!一円玉が一枚1グラムだから、それを8枚あわせたぶんの重さ。

こんなテンポで、あっという間に、1時間の交流は過ぎました。
もちろん、デュシェンヌ型筋ジストロフィーであること。彼らが電動車椅子に乗っている理由や、呼吸器を使っていても、こうして活動していることを知ってもらう機会になったと思います。

学生さんからの質問はというと。。。
「電子工作をしているとのことでしたら、どんなことをしているの?」
「パソコンを使っていることで、生活にどんな変化があったの?」
などの率直な意見が。。
質問は指名制。。『よっしーに質問です!』との学生さんの反応に、よっしー笑顔。周りのみんなは大爆笑でした。

最後に、学生さんから、『私たちが期待されていることは?』との問いに。。
友達から、お願いします(笑)との返答。
(しかし、後からメールのアドレス伝えるの忘れたーと。。悔しげな彼ら。。)
みなさん、交流はいかがでしたか?
スカイプを通しても、結構楽しい会ができること改めて思いました。(^_^)v
本日の学生さんの感想です。

さて、福祉研トリオとのスカイプ相談は、コレスペまで。。随時相談に応じます。(^o^)

筋ジス患者のiPhone活用-ボイスメモ

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みなさん、メモをとるときは、やはり手書きですか?

筋ジスの彼らをみていると、授業中・会議など、滅多に、メモをとる仕草をみかけません。
当然、その場では理解していても、次回聞くと、「忘れた。。」との寂しい回答に出くわすことも珍しくはない。

筆記が難しくても、パソコンを活用してメモをとる方法もありますが、場所や準備に時間がかかるし、なによりもリアルタイムに用件のみを記述するには時間がかかりますよね。

そこで、今回紹介するのは、iPhoneの標準アプリの一つ「ボイスメモ」です。
録音時間は、目安として、
1分 = 約2MB
10分 = 約20MB
30分 = 約60MB
60分 = 約120MB
120分 = 約230MB
です。
これならば、自分でiPhoneの操作ができなくても、近くの人に録音ボタンを押してもらって、会議や用件を記録できますね。
後は、パソコンと接続して聞き返していい。

何も、iPhone単体で、すべて出来なくても、要所要所で手伝ってもらいながらだと、記録媒体としてだけでも、「カメラ」「音声」とマルチな能力を発揮できる情報端末なのです。

最近の小学生。。

今朝、出勤時のこと。まともや、小学生の一群とすれ違ったのですが。。
「おまえ、WIFI(わいふぁい)接続してるの?いや、私は、マジコンですから。。。」
と。。
この会話を聞いて、意味がすぐにわかるひと!危ないです。(^o^)

さて、最近の小学生は情報機器を活用しているようで、NitendoDSの無線通信機能、PictChatを利用した鬼ごっこが流行っているそうです。「○○くん、みっけ~」など、書き込みをしながら遊ぶそうな。
この鬼ごっこ、最近では、iPhoneのGPS機能を活用したアプリもでています!
鬼ごっこレーダー

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筋ジス患者のパソコン活用-V-MOUSE

2004年に経済産業省のグッドデザイン賞を受賞したこともある、
V-MOUSE
鉛筆を持つようにマウスカーソルを操作できるスタイルです。
しかし、実際に使った感想を聞いてみると。。
「斜めが書きづらい。。」とのこと。
よくよく観察してみると、手首を動かさずに、親指と他の指を大きく動かすことでマウスを操作していました。
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 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの場合、手を机から離して保持することができません。そのため、手首が接地したままでの操作になるので、ペンを握ったまま前後左右と動かさなくてはならないようです。
標準型マウスでは、例えばこのように利用されています。

そこで、このように、手首にアームサポートをおいて上げることで手首の動きも参加できるようになりました。
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筋ジス患者のiPhone活用-ocarina

これなーーんだ。?
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なにもiPhoneにむかって、つぶやいているわけではありません。。(*_*)

今回紹介するアプリは、その名もocaina(115円)。iPhoneのマイクに息を吹きかけることで、オカリナの楽器にしているものです。息を使ったアプリは、このほかにもトランペットやフルートなど各種紹介されていますが、このオカリナの特徴は、4穴の抑え方でひけてしまうところで、楽譜がなんとも視覚的。
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ちなみに、この楽譜は、キラキラ星。このほかサイトにいろいろな楽譜が紹介されています。
近々、iPhoneバンドで紹介しますね。(*^_^*)


この曲を聴いて懐かしいと思ったからは、ずばり30代。

またまた、梶谷さんいらっしゃーい。

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産業総合研究所の梶谷さんがご来店~。
今回も前回に引き続き、評価システムの実験です。

この訪問の機会で、福祉機器三人衆は、「iPhone活用において、エンジニアから求められる要素とは?」を梶谷さんを囲んで聞いていましたよ~。

今年も営業~

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今年も『わか&ゆうた』作成のカレンダーを販売します(^_-)

今日は初日!

マネージャーの『おさむ』くんを引き連れて、自ら宣伝でした!
営業はこれからも続きます。
みかけたら、一言お声をお願いします!(^o^)

三好パイジョン

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『おさむ』くんの車いすは、両手と右足のスイッチで操作します。
これまでは、スタンダードアーム(マンフロット社)を使っていましたが、本日、三好パイジョン3次元ブラケット(ボールジョイント)を試してみました。まずまずです。

よやくせき

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さて、年末の大掃除が始まりました!(^o^)

そこで、来年卒業を迎える学生のための、リザーブ席をご用意!
さて。。。誰のかな~(*^_^*)

のり画伯のぜんめるさん

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さすが、『のり』さん。独特な画風です。

みやぴ画伯の似顔絵

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『みやぴ』くんの似顔絵が一皮むけてきました。
その人らしさが感じられる『活動風景』です。

ちなみに、サンプルは、ただいま臨床実習最終週で、孤軍奮闘中の「学生さん」。
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趣味は読書(まんが)ということで、このような絵になりました。

みなさんも一枚いかがですか?

筋ジス患者のiPhone活用-Air Mouse Pro

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今回紹介するのは、Air Mouse Pro (230円)。

iPhoneをトラックパッド(タッチパッド)として利用できるアプリです。前回紹介した
jumimouseと同じで、WIFI環境で接続します。

日本語入力も可能。iPhoneを横にするとトラックパッドも横になります。機能の詳細は次回にして、まずは操作動画をどうぞ!(^_^)v
(*動画は倍速で編集してあります。)

DMDのベスト・プラクティス・ケアの国際コンセンサス・ガイドライン

Treat-NMD(欧米の11カ国のNMD=神経筋疾患の治療を推進する患者会)のホームページに、12月4日付で「デュシェンヌ型筋ジストロフィー=DMDのベスト・プラクティス・ケアの国際コンセンサス・ガイドライン」が紹介されました。DMDだけでなく、他の疾患にも応用できます。

この元になる文献は、医学界の一流誌、the Lancet Neurologyのレビューです。Lancet=ランセットは、臨床医学のサイエンスやネイチャーのような雑誌です。今回のレビューは、Part1とPart2から成り立っています。

この文献も、Treat-NMDのホームページから入れば、誰でも見れます(PDFファイルになっていますので、パソコンにも保存できます)。

Part2は、集学的ケアです。呼吸は、もちろん、バック先生の論文(MIC、CPF、咳介助、NPPV睡眠時から終日まで)などが元になっています。心臓や栄養、消化管の問題、社会的、心理学的問題も書かれています。ちなみに、心臓は、八雲病院小児科医長の石川悠加先生の論文が、現在の心保護治療のスタンダードの元になる最も古いオリジナル文献でした。

このthe Lancet Neurologyの著者で、DMD Care Consideration Working Group(=DMDのケアを考える会)の1人であるBirnkrant先生は、2004年のDMDの呼吸ケアのATSコンセンサスを公表したメンバーでもあります。

 このスタンダードは、国際的なもので、世界中に向けて発信されています。ですから、日本でも活用すべきものです。欧米では、これに基づいた患者会版ガイドラインが来年出るそうです。

筋ジスなどの神経筋疾患は、いろいろな専門科が、多職種のチーム、教育や社会資源を最大限活用してみる疾患ですよね。

the Lancetのような超一流誌の版権を手中にし、世界のどこからでも誰でもこの文献を見れるようにする患者会の力や戦略に感心します。(*^_^*)

へたれ自慢研究会 B班

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今日のへたれは『負けず嫌い症候群』です。

A:『他の人が目立って、自分が入っていけないのが嫌。
   自分も目立ちたいけど。。。』
B:『例えば、具体的にどんなこと?』
A:『他の人がしゃべってると、自分もしゃべらなきゃって
  焦ってしまう。』
C:『あー。わかるかも(^^;)焦っちゃうよね。』
D:『僕は、焦るのもあるけど、何を話していいのか
  わからなくなる。』
B:『焦るのってみんなあるよねー。じゃあ、
  どんな雰囲気だったら話やすいのかな?』
D:『雰囲気が静かだとプレッシャーがかかったりして
  話しづらかったりするよね。』
A:『僕の得意な分野だったら話しやすいのにな。。。
  レースとか野球とか。。。』
C:『A君は野球が好きなんだ。僕も同じ野球の話題ならいける!』
E:『僕はアニメだな!』
B:『みんなマニアック派だねーw僕は雑学が好きだから
  それを話すことが多いな。』
F:『わかるわかる。みんな好きなことなら話やすいよね。』
B:『。。。というか、みんなが好きなこと(趣味)の話を
  してるうちに終わる時間がきちゃったよ。(^^;)』
C:『あらら。解決方法も見つかってないし、また次回も
  A君の話の続きにしようよ。』

今日のへたれは、解決方法までいきませんでしたが。。。
次回は、A君の悩みの解決方法をみんなで研究していきます
(^^)

へたれ自慢研究会 A班

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「他の人に意見を言うときに、意見が言いづらい時ってあるかーい?」という声かけに、皆が「あるある」ということで、今日は、「どのような場面で意見が言いづらいのか?」というテーマに決定。
 人が多かったり、予想外の質問をされたとき、会話の内容が難しかったり、漠然としていると意見が言いづらいようです。さらに、
・自分の思い通りに説明出来ず、相手にわかりやすく伝えるのが難しい。
・説明するときに、緊張して、言葉足らずになり、人に伝わっているのかな?と不安に思う。
・「今着ている服の色は?」など、単純な質問なら答えられるけど、自分の考えを聞かれたら答えづらく。。質問されると、「えーー・・・」と言ってしまう。

「考え中なので、ちょっと待ってください」と言えれば、済む話なのに、何で言えないのか?
みんなからは、一言入れて、質問に答えられない時に恥ずかしい、一言入れる前に「何て答えようか、何か言わないとダメなんだ!答えなきゃ!」と焦ってしまう、答えられないと人から悪く思われるのではないか?などがあがりました。

また、周りの人が「分かる」と言うと、その流れに合わせて、分からない内容でも「分かる」とい言ってしまうみたいです。
まとめると、「不安や焦っている時、会話の内容が分からない時に、意見が言いづらい」という結果になりました。
以上、後実習が1週間の『ひとみ』からでした。(*^_^*)

えしゃく

以前よりも、八雲病院が明るくなったと、先日訪れた見学者の方から言われました。
もちろん、車いすスポーツや、車いす活動が多くみられるというのも要因の一つなのだと思いますが、その方が話すには・・
「えしゃく」
だそうです。
すれ違う時に、挨拶と笑顔。以前よりも多くなったというのです。

あまり気にしていませんでしたが、「おはようございます」とそれぞれで声を掛け合っている姿が、確かに増えたような気がします。

会釈というのは、相手の緊張をほぐす効果があるそうです。
海外に滞在したとき。ホテルのエレベーターでは、決まって外人さんから「ハロー」と声をかけられます。なんでしょう。その瞬間、狭い空間の張り詰めた糸がなくなるんですよね。(*^_^*)

最近、朝出勤するときに、小学生から、挨拶をされるのですが、これもその一つでしょう。始めは「あれ?知っている子だったかな?」と戸惑いもありましたが、今ではそれほど、悪くないと感じています。
そこで、私も通り過ぎる、高齢の方と目があったので、軽く会釈。
「今日は寒いですねー」
声をかけられたことに、驚きでしたが、それも地域での醍醐味なのかとおもしろく感じました。

先日まで東京でしたが、あまりの人の多さにめまいが。。
人とぶつかるのは、当然のようです。出勤ラッシュでは、人は”モノ”と化すようです。

かゆいところに手が。。

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昼下がりの午後。。。

ふと見ると、タムタムさんの油絵の前で頭をこすりつけている青年の姿が。。。
マ-キングをしている動物の習性かと思いきや、実は『おさむ』くん。

「かゆーーいの(~o~)」

おでこまで手が届かない彼らは、何かしらの代償方法で対処しているそうです。。

「タムタムさん、怒らないかな。。」
ぽつりと、『おさむ』くん。

みんなが気になる大人って?

今日の一時間目。高等部のB組では「職業・家庭」の授業をしていました。
本日のテーマは、「職業について」
「どんな職業があると思う?」
・大工・ケーキ屋さん・店員さん・ゲーム屋さん・ラーメン屋さん
・コレスペも仕事だと思う。。

「みんなは、学校を卒業したら、何をしたい?
・コレスペで絵を描く・人の話を聞ける仕事・旅にでて、品物を売っていく仕事

「では、みんなのお父さんやお母さんはどんな仕事をしているの?」
・自衛隊・主婦・塗装工・喫茶店・運転手。。。
「では、そうした、身近にいる家族や、病院の職員の人達がなぜその仕事をしているんだろうね。なぜだと思う?」

このように、なぜその仕事をつくことになったのか?必ず理由があるのでは?ということで、今後の授業では、身近な気になる大人の人へのインタビューを通して、仕事について学ぶようですよ。

学校の授業っておもしろいですね。(*^_^*)

昨年を振り返ると。。

さて、みなさん12月!
今年もいよいよ最後ですね。どんな年でしたか?
まだまだ、振り返る余裕もなく、今日も年末の仕事に追われるコレスペでしたが、思い返すと1年前。こんなことをやっていたんだなーって、感じました。

2008年11月7日に、八雲病院で、 平成20年 北海道・東北ブロック 理学・作業療法士 特定技能研修会がありました。
この席を借りて、それぞれが、どう変わったのか?ICFなどを学びながら、以下の発表を、集まったPT・OTの前で披露したんでしたよね~。(*^_^*)
どう?みんなはそれからどう変わった?

「私はこれで変わった-油絵の活動を振り返って~田村忠則のこだわり~」

「私はこれで変わった-僕たちにとっての就労」 

「私はこれで変わった-高橋修の手動車いす→電動車いすへの気持ちの変化」

福祉機器開発人材養成講座 第3回目

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ただいま、「筋ジス患者のiPHONE活用」で至難中のメンバーら。

本日はそれぞれが、自分たちが使うとしたら?とのテーマでプレゼンをしていました。
ファイル 746-2.pdf

多くが、「電源ボタンが押しにくい」「HOMEボタンが押せない」「タッチパネルが操作しにくい」との自分にとっての入力のしづらさを表現していました。
 
しかし、使いにくさだけの、情報には価値は大きくありません。
『もし、みんながSOFTBANKの営業担当になったら?』この製品を同じ、重度の障害をもつ方にどう勧めていくか?
以前、八雲病院に入所している方の携帯電話希望を募ったところ、多くの方が必要ないと答えています。
自分も必要とないと思っている製品を、よい物として売っていくことはできません。

本日の講座では、「情報の価値とは?」で話し合うことになりました。
携帯電話をいらないといっている方でも、パソコンは必需品で、インターネットの利用では、メールやチャットなどのコミュニケーションとしての利用が第1であることが多いようです。

今では、パソコンできることは、ほとんど携帯電話でもできるようになっています。そこの差を埋めることができれば、価値を見いだせると思うのですが。。いかがでしょう。。