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道病研おつとめご苦労さま

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11月26日と27日に第48回北海道病弱虚弱教育研究大会が、お隣八雲養護学校でありました。
二日目には病院見学とのことで、コレスペにも30人ほどの先生が見学に。
もちろん案内をつとめるのが、代表の『やす&おさむ』
どんな工夫をしているのか?なぜこのような院内での就労をしているのかをわかりやすく説明していましたよ。(^_^)v

ゼンメルワイス

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医療の悲劇は繰り返している。。

ゼンメルワイスという医師をご存じだろうか?

オーストリアのウィーン総合病院産科に勤務。手を洗うという今日では、基本的なことが、周囲から受け入れられずに、失意の中、精神病院で最後を遂げた、悲劇の医師として語られている。
なぜ、受け入れられなかったのか?

『医師ゼンメルワイスの悲劇 -今日の医療改革への提言-』(南和嘉男,講談社

ハンドベルの工夫

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本日の音楽の授業では、ハンドベルを使っていました。
でも、ちょっと一工夫。

なんでも、箸の先端に5円玉を取り付け、輪ゴムで止める。
ここで、ポイントなのが、5円玉のままだと、音が鳴り響くので、
ボンドを周りにつけると、ちょうどよい音色になるとのこと。
さすが、音楽教師です。!(^^)!

弘前リンゴ三昧

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青森県は弘前市に研修でお邪魔してきました~。
弘前でのリンゴ収穫は終わりを迎え冬支度へと衣がえをしているようです。
旅先で知り合ったマスターより。。
「最近は普通の人のほうが、ややこしいものな。。」
弘前繁華街の隅っこにひっそりとただずむ、創業38年の喫茶店のマスター。
「こんなところにあると、いろんな人がくる。三味線の弦が切れたような人が、酔っぱらいながらひょっこり現れる。」
「甘いものを食べながら、別れ話をするようなカップルには腹が立つものな~。」
今年で70歳になるというマスターの話は、いろんな人模様へと。。
「知的障害のやつらもくるんだけど、彼らは純粋なんだよな。」「今度は、抹茶パフェを予約します。と律儀。彼らは絶対約束は守るものな。」

専門家と言われるものが存在するずーっと前から、日本にはたくさん、このよう方がいたんだなと思える旅でした。

へたれ自慢研究会 B班

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今日のへたれは、「困っていること。。うまく会話できない」がテーマに。
へたれB班メンバーの『くぼちゃん』は、体調不良でベッド上。そこでということで、スカイプでつないでみる事にしました。
はじめは、今ひとつな表情の『くぼちゃん』でしたが、自分の声がしっかりと他のメンバーに聞こえていることが確認できると。。
「ありかな」と一言。。(*^_^*)

フォースセンサ

今仙技術研究所の電動車いす用のオプション品の一つ、フォースセンサというコントローラがあります。
これは、既存のジョイスティックとは違い、IBMのThinkPADの赤ぽっち(トラックポイント)と、似たような構造。ひずみセンサにより左右前後どちらかでもその力を感知するというもの。
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この構造によって、動きの範囲が狭くなる筋ジス患者にとって、最高とも思える試用なのですが、中には使いにくさを訴える人もいます。
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通常スティックを倒すと、下向きの力と横向きの力の双方に力が分散するように働きます。下向きの力は、重力の力を借りて手の自重などで代償されるように働くので、スティックを傾斜させると、ほぼ横向きの力がなくても操作を可能とします。

このため、フォースセンサのように傾斜しないスティックは持続的に力を必要とするので使いづらさを感じてしまうようになるようです。

さて、新しいフォースセンサコントローラは、誤操作防止用に、指がスティックから離れると、車いすが停止する仕組みになっています。
しかし、爪部など絶縁部で操作はできないため、動きの方向が制限されている筋ジス患者の場合は、利用にあたっては、調整が必要となります。

本来このような使い方はできませんが、とりあえず操作できるように、親指にアルミホイルを巻いてみました~。。
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残存筋部位がまだらに残っている筋ジス患者が、2軸の動きを必要とするコントローラを使うためには、ただ、動きが狭く、力が弱いという特徴のみならず、動きの方向を考えていかないと、うまく利用していくことは難しいのかなと思います。

せんぱーーい!

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さて、本日も、高等部1年の『しょうた』くんが、先輩に質問。
今日の話も前回の続き。どんな活動をしているかの紹介だったようですが、どうやら、自分でも名刺を作成しているようで、デザインのアドバイスをもらっていたようです。

梶谷さんいらっしゃーい。

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つくばの産総研の梶谷さんが来訪。
今回は二日に渡り、研究実験でした。コーディネーターにあたるのは、『よしゆき・なべ・えと』の福祉機器研究に携わる3名。

早速、梶谷さんからは、「これからの技術」に対しての質問がありました。
「これからますます、繋がるという技術が進歩していくと思う。特に、物と物が情報を交換できるようになるんだけど、僕は、繋がっていくことが、どんな幸せになるのかが、イメージできない。みんなはどう?」

いきなり、難題!

さて、どうする?(*_*)

筋ジス患者のiPhone活用-スタイラスペン その3

筋ジストロフィーでは、スイッチの改造以外に、口にくわえた棒(マウススティック)でテレビのリモコンやゲーム機器を操作する場合がみられます。
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iPhoneの場合、割り箸ではタッチ画面を操作できませんので、自作スタイラスペンの登場なのですが、どうやら、ちょっと違和感があるようです。。。
みなさんは、アルミホイルを噛んだことがありますか?とてもいやーーな感じですよね。(;´д` )

そこで、一工夫。
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このように、割り箸の半分までをアルミホイルで巻き、木の部分は出しておきます。この状態では、タッチ画面は反応しません。
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このようにアルミホイルで「指輪」をつくります。

後は、みの虫クリップなどで、マウススティックと指輪をつないであげれば、あーら不思議って感じになるのです。

さあ、年末商戦に向けて、営業活動開始!

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本日は、各病棟に完成した年賀状カタログをもって営業活動に行きました!
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コレスペに訪問!

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高等部1年生の『しょうた』くんは、今、自立活動の授業で卒業後の自分の生活をイメージするための取り組みをしているそうです。

そこで今回は、コレスペマネージャーの『やっち&おさむ』に質問!

「コレスペのみなさんは、パソコンを使ってどんな活動をしているのですか?」

いろんな出会いがあるのですね。(⌒∇⌒)

支援機器等映像マニュアル

国立特別支援教育総合研究所で、支援機器等映像マニュアルが紹介されています。
これは、「障害のある子どものための情報関連支援機器等の活用を促進するための教員用映像マニュアル作成に関する研究」(平成19年度~20年度)の成果だそうです。報告書も閲覧できます。

筋ジス患者のiPhone活用-スタイラスペン その2

iPhone用スタイラスペンの自作情報は動画を含めいろいろとありました。
例えば、乾電池や、指サックにゲル状のものをつめたものでも操作できるそうです。中にはこんなものまで利用できるなんて驚きです!(@_@)
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まずは手始めにここ を参考に製作してみました。
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材料はいたって簡単。アルミホイルと割り箸とテッシュペーパーのみ。では、早速TRY!

このままでは使えません。先端を軽く水で濡らしておくと、あら不思議。操作できてしまうのです。
これで、ノートパソコンのトラックパッドの操作も可能です。
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後、これに一工夫。先端が乾いてしまうので、医療用の手袋の指先を切って、覆って上げました。すべりもよく、格好は少々難ありですが、実用には耐えられるものになりました。
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どんなものが実用に耐えられるのか、まだまだ実験が続きます。

筋ジス患者のiPhone活用-スタイラスペン その1

スタイラスペンというのをご存じでしょうか?
任天堂DSのタッチペンなど、インクが出ない先の尖ったペンの総称です。
筋ジス患者の場合、手の届く範囲が狭くなるので、よく棒を使って動きの範囲を補っていることがあります。
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(これは半径が大きくなるほど、円の周長は大きくなるというこですね。)
しかし、iPhoneの場合、棒だったら何でもよいわけではありません。このようなタッチタイプの場合、感圧式と静電式タイプがあります。静電式タイプでは、指や人の肌に反応するために、棒では操作ができません。ノートパソコンのトラックパッドも静電タイプですね。ちなみに、任天堂DSは感圧タイプなので、専用ペンでなんくても鉛筆でも大丈夫。

そこで、iPhoneでもスタイラスペンが使えないかと思っていたのですが、さすがこれがほしいなと思ったものは、たいがいあるものなのですね。amazon.co.jp

世の中にはスタイラスペンを自作する方も多いようで、ちょっとした工夫でiPhoneやトラックパッドが操作できてしまいました。
モニターは、『なべちゃん』です。さすがに彼の指の動きではiPhone操作は無理かなと思っていたので少々驚きました(*_*)

汗と涙。ついに完成!

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自称、タムタム画伯の大作がついに完成~!

何年越しだったのでしょう。。調べてみると、依頼は、2007年11月に。
2年越しだったんですねー。

早速、依頼者の学校の先生に電話で連絡を取り、お披露目。
若干の修正箇所はあるものの。よい出来だとの評価をいただいたようです。(*^_^*)
こんな出来事があったようです。。
「ネームをいれてくれないかな~。」
タムタム:「えっ!いいんですか?」

後ほど聞いた話によると、自分のものでは無い作品に、「ネームを入れてよ」の話は、自分の作品を認められた証なのだそうです。

それほど、タムタムさんの絵に対しての意識が趣味からお仕事へと変化してきたってことなのでしょうね。(^_^)

筋ジス患者のiPhone活用-DrumMeister その2

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前回紹介したDrum Meister
の利点の一つは、iPhoneの画面だけでドラムセットが操作できるところ。
でもでも、オプションのアレンジ機能というのがあり、これを使うと好きな位置にドラムの配置ができるというもの。
早速、光るギターと一緒にセッションしてみました~。(*^_^*)
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手の動きが狭い筋ジス患者にとって、こういった機能は嬉しいですね。

筋ジス患者のiPhone活用-Jumimouse plus

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JUMI TECHのJUMIMOUSE plusを購入してみました。
価格は230円
無料のままだと使える機能は、トラックパッド操作のみ。
(でも、通常はこの機能のみでも、スクリーンキーボードで十分にパソコンの操作は可能!)

右下のkeyのマークをタッチすると、キーボードの画面に切り替わります。使った感想は、指だとつらい。。。
まだ、このキーボード画面タイプのみですが、今後のバージョンアップで使いやすい画面が更新されることを期待しています。

あきよしもカレンダー販売に参戦

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いつも、画像掲示板に書き込んでくれる『あきよし』さんです。
今まで書き溜めた絵を使って、来年のカレンダーを販売する計画のよう。
そこで、今回はちょっと志向を変えて、コレスペにカレンダーのデザインを発注してみることになりました。
マネージメント係の『おさむ』くんんと、早速彼の部屋へ。。。

「5セット限定で、500円で売ってみたい!」

いろいろな野望があるようです!

筋ジス患者のiPhone活用-DrumMeister

学校音楽の時間では、例えばドラムに、ソレノイドを流用して、スイッチでドラムを叩く工夫をしています。
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今回紹介するのは、無料アプリのDrumMeisterLITE。
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実際にドラムセットを操作しているような、綺麗な音がでます。

まずはこちらをご覧ください。

さて早速、実演。参加してくれたのは、『ずみさん』
手の動く範囲ですべての音が出せたのには驚きでした。
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iPhoneバンド?ってのもいいかもしれません。

さすが、音楽の先生!写真を撮ろうとしても、手が早くぼけてしまいます。。(*_*)

ぼくは二刀流

マウスのクリックボタンが押しづらいことありませんか?(*_*)
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そんな時は、「てこ」を作ってあげて、少ない力、かつ届かない範囲を工夫して上げる方法や、スイッチを配線してとりだしてくる方法などが考えられますが、こんな単純な方法で解決も可能です。
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左手にマウスをもって、クリック専用にしてしまうのです。(^_^)v
しかし、肝心な事が一つあります!

光マウスの場合、底の光が出ているセンサ部分をテープなどで、隠さないと、マウスが誤動作してしまいます。
いろいろとおためしください。