記事一覧

トップ

学校の講義にいってきました~。

今日は、札幌の作業療法の養成校の講義にいってきました。

作業療法にとって、必要な技術とは?

○○理論や、○○療法など、いろいろな技術があり、その数は年々増えつつあります。
若い新人のOTにとって、これからの技術を覚えるのに四苦八苦している反面、このツールをどうやって、患者さんに使おうかなと、ツールが先行してしまっている場面を見受けることもあります。
必要なことは、
ファイル 710-4.jpg
利用者が抱えている困難に対して、それが、どんな現象なのかと、これらのツールを使って読み解くことです。
こうして、見えてきた本質を再構成する一連のプロセスが支援そのものの技術となるのです。(分解と再構築 仮説と検証 評価と治療)

学生さんには、箸の持ち方で体験していただきました。

みなさんは、箸の持ち方を、どうやって、他の人に伝えますか?
ファイル 710-1.jpg ファイル 710-2.jpg ファイル 710-3.jpg
これは、外国の航空会社の箸袋についていた、挿絵です。
箸の持ち方が解説してありました。

学生さんには、二人ペアになって、非利き手で箸を持つという課題を提示しました。
自分たちが毎日行っている当たり前のことでも、こうしてみると、意外と伝えるのが難しい。四苦八苦していても、さすが、OTの卵。次々に、箸ってどうなんだろう?と、動作を分析し、指導方法を工夫していました。(*^_^*)

答えというものはありません。観察する力という創造性が大切です。

へたれ自慢研究会 B班

ファイル 705-1.jpg

本日のへたれB班は、「ほめられたい症候群」がテーマに。

携帯電話もいろいろな使い方

トイレで用を足したときに、介助者を呼ぶ時にどうされていますか?

身障者トイレや、病院施設の場合では、ナースコールで介護者を呼びますが、在宅等で、特別な装置がない場合では、携帯電話を使って、ナースコール代わりにしているらしいのです。

在宅生活のある方は、短縮ダイヤルで、ワン切りで、呼んでいるようです。

これだと、1階と2階など、通常のワイヤレスコールで電波が届かない場合でも大丈夫ですね。いやー。いろいろな使い方があるものです。m(_ _)m

松尾さんいらっしゃーい。

ファイル 703-1.jpgファイル 703-2.jpg

おなじみ、ファンコム社長の松尾さんが、来院されました。今回は、現在研究中の試作機をいち早くみせてくれるため。いつも感謝です。
「なんか、いつも来ているせいか、遠くにきた感じがしないなー」とのこと。

帰りに、自社製品のレッツリモコンユーザーに会いにいきました~。(^_^)v

むかいやまの目 ~コレスペ編(仮題)

ファイル 700-1.jpg

・コレスペ見聞録
・向山の車窓から
・コレスペ交流記
・ズームインコレスペ
・コレスペよ こんにちは!
・コレスペ解体新書
・一ヶ月コレスペ生活!
・コレスペLIFE

タイトルに悩みつつも、『むかいくん』にお願いした仕事は、外からみたコレスペをぜひ、記事にしてほしいというお願い。
快く引き受けてくれた、『むかいくん』に感謝!

内部で活動している私たちでは、どうしても「井の中の蛙」になってしまいます。
そこで、育ってきた文化が違う方の目を通したら、コレスペはどう写るのか?

できあがりが楽しみです。(^_^)v

ひさびさに。。コレスペハローワーク

ファイル 702-1.jpg

みなさん、コレスペハローワークを覚えていましたか。。
実は、進行中の企画だったんです!
コンセプトは!「なぜ、その活動に興味をもったのか?」

職業って決まったものがあるわけではない。自分のできることが、求められたら、いつの間にか、職業になっているんですね。
映画で話題になった、「おくりびと」っていうのもそうですね。

そこで、コレスペハローワークは、仕事に限らず、一芸に秀でた人に焦点をあて、そのこだわりをのぞいてみようというのが趣旨のプロジェクトです。

さて、今回は、我らが「おさむ」くんが、京都からの来客者「くにみつ」くんに直撃です。彼は、現在、理工系の大学生。コンピューターサイエンスを専攻しています。

どんな、おもしろさがあるのか?近日公開です!

飛び入り!

ファイル 701-1.jpg

本日のWEB会議は、京都からの訪問の「くにみつ」くんと、本日より試験参加の「よっしー」。
神妙な面持ちでいろいろな情報の見方を学んでいました~。

「脳科学」の壁

ファイル 699-1.jpg

先日の学会で、認知機能障害を伴う、筋ジストロフィー患者に、脳トレを行うと、精神活動性があがったとの発表がありました。

任天堂DSにみる一連の脳機能トレーニングのドリルやゲーム。
「どのような教育をしたら、よい脳が作れるか?」

このような空前の脳ブーム。しかし、本当にそうなの?と疑問になったりしませんか?

一昔前、「ゲーム脳」というキーワードがありました。養護学校の廊下にも、チラシが這ってあったのを覚えていますが、現在では、これがなんの根拠もなかったことだと言われています。
「そういわれても、なんか、ゲーム好きな人って、変な人が多いような。。。」と印象をもって言われますが、実のところ、その印象が、脳機能実験と、根拠に乏しく結びついた結果が、一連のゲーム脳騒ぎだったようです。

脳トレの根拠になった研究はこんな話からです。

1)被験者に音読と単純計算をさせると、脳の前頭葉の血流が増大することが分かった。
2)前頭葉の機能低下が想定される認知症の16人に、音読と単純計算をさせると、認知機能の低下が抑制された。
3)認知症でない一般の人が音読や単純計算をすれば、認知機能を高めたり老化予防になったりするだろう。

これをみてみると、科学的だと、ついついうなずいてしまうのですが、この研究においても、「つっこみどころ」が満載なのだそうです。

2)と3)のところ。例えば、2)の過程では、研究ということで、対象者とのコミュニケーションが増えたからでないのでは?こうも考えられます。
また、筋肉トレーニングと同じく、トレーニングをすれば、脳もよくなると、思いがちですが、脳は筋肉とは違います。

そういえば、冒頭の、認知機能の患者さんへの脳トレで、効果があったという部分は、関わりが増えたとも考えられます。

一連の脳ブームに警鐘を鳴らすのがこの一冊。ぜひ読んでみてください

「脳科学」の壁 脳機能イメージングで何が分かったのか
 お茶の水女子大学教授 医学博士 榊原洋一 講談社+α新書

「おさむ」の車いす

ファイル 698-1.jpgファイル 698-2.jpgファイル 698-3.jpg

おニューカーになる、『おさむ』くんですが、どこでスイッチを使うかが問題に。。
指や、足。こんなところや、あ~んなところ(*^_^*)。。使えるところはどこでも使います。。

「むかい」くんの冒険

ファイル 694-1.jpgファイル 694-2.jpgファイル 694-3.jpg

ただいま、検査入院中の『むかい』くん。本日は、先輩たちの活動を見学しました。

『えと』のあにきは、なにやら、ゲームのコントローラを取り出し、使いにくさのリサーチ中。部屋の仲間の数人に、コントローラを使ってもらっていました。

『のぶや』あにきは、スカイプで、英会話の授業。
『むかい』くんも飛び入り参加で、「まいねーむいず。。。」

「みんなおもしろいことをやっていますね。(^_^)v」

「よっしー」の奮闘。。

ファイル 695-1.jpgファイル 695-2.jpg

ただいま、学生さんと奮闘をつづける『よっしー』

「ぼくは、ビッグマウス」と断言する『よっしー』は、いつも、どこかで、目標を見失って、形になることが困難な一面が。。

そこで、ホワイトボードで視覚的に、どのようなステップで目標を達成できるのか、地図を描いて、考える練習をしていました。このようなことは、最近では、「マインドマップ」「ブレインストーミング」と呼ばれている手法です。

「うん。だいぶわかった!」と、成果を強調する「よっしー」の傍ら、学生の「ひとみ」さんは。。。
「ここと、ここがつながっていない。。。」と。。

そうした姿を、飛馬の姉ちゃんバリに、柱の陰からのぞき見をする、学生指導にあたる『だっち』さんは、「あ~、惚れたと。。」学生の感じ方に、指導者のうれしさを感じているのでした。。

さあ、明日は、大病をおしてのWEB会議初参加のよっしー。どうなる?

卒業後。。。改め、『?』塾11回目(仮)

ファイル 697-1.jpg

本日は、実習にきている学生さんと、『?』合戦。
お互いに、質問を繰り返して話しを深めていく実習をしました。

質問といえば、谷川俊太郎の33の質問 (ちくま文庫) をご存じだろか?

その人を引き出す質問である。
続きを読む

リーダぶる

ファイル 696-1.jpgファイル 696-2.jpg

ダブル技研から販売されている、「リーダぶる」というページめくり機をご存じですか?
単行本から、A3サイズの本のページをめくることができます。

毎週購読している週刊少年ジャンプを呼んでいる『のぼる』くん。自分専用として購入することを考えているようです。

変化!

ファイル 693-1.jpg

現在、新規で車いすを作成中の『おさむ』さん。
彼の操作方法は、手につけた3つのスイッチを使って車いすを動かします。

でも、最近、左手に取り付けたスイッチが押しにくくなってきたとのこと。

そこで、3つのスイッチではなく、1個のスイッチで操作してみる?と提案してみたところ。。。

「以前に、1個のでもといったけど、もうそれはない。。」と。

そういえば、この電動車いすの前に、まだジョイスティックコントローラが使えている時がありました。そのときは、1個のスイッチでもいいから、少しでも動きたいとの要望でしたが、、便利さをしってしまうと、もう、もとには戻れないようです。。(^_-)

と。。。いうことで、スイッチの適合がこうして、始まるのが、OT室なのです。。。

先輩!

ファイル 692-1.jpgファイル 692-2.jpg

検査入院中の「むかいくん」。
本日は、「みやぴ」先輩から、似顔絵指導!

お互いに、よい顔してました~。(*^_^*)

卒業後。。。改め、『?』塾10回目(仮)

さて、本日のテーマは?
T:「えーっと。今、函館のデパートで、僕が作ったヨナレモンのバックを売っているんだけど。社長さんが、絵が上手だねって、似顔絵を描いてほしいといってくれた。でも、何故僕なのか?」

ほー。ところで、自分ではなんだと思うの?

T:「えーっと。絵が上手だから。と、キャラに興味をもってくれたからかな・・。」

うーーん。そうだねー。絵には上手い下手ってないんだ。でもね。。キャラクターものって、どれほどおもしろいと思えるかなんだ。つまり、見せ方って事。バックやワンポイントの小物のデザインも一つかもね。

T:「うん」
続きを読む

へたれ自慢研究会B班

今日のへたれはA君。午後のアダルトチームではこんなことが
話されていました(^^)



A:『説明が上手くできなくて誤解を受けてしまうことがあるんだ(**)
  誤解をとくのが面倒で、人に相談せずに好き勝手やっちゃうんだよね。
  その結果、意見が食い違っってぶつかるんだ。。。なかなか伝わらない。』
B:『う~ん。僕らってそんなことよくあるよね。じゃあ、なんで誤解されないように
  伝えれないんだろう?』
C:『相手に伝わる表現ができていないのかなぁ??』
D:『僕は自分って表現力が足りないかもって思うことがあるよ。(@@)』
C:『人に何かを伝えるときには相手のことを考えなきゃいけないよね。
  難しいけど。。。』
B:『僕の場合なんだけど、僕は相手に何を伝えて良いのかわからなくなって
  自分自身が混乱してわからなくなるんだよね。』
D:『それってわかるかも(^^;)』
A:『僕もあるな。』
B:『自分自身が整理できていないことってあるよね。だから、図にしてみるといいって
  聞いたことがあるよ。ちなみに僕の場合は伝えたいことを紙に箇条書きにして
  書き出すって作業をしているよ。』
A:『なるほどー。それはいいかもしれない。』
B:『なんだか、毎回みんな同じような悩みを持ってるなーって思う。共通した
  僕らの取り扱い説明書ができそうだね。w』


すぐとなりの人が同じような悩みを持っている。じゃあ、どうしたらいいのか?
一緒に解決方法を探ってみた今日のへたれでした。

へたれ自慢研究会 A班

ファイル 690-1.jpg

本日は前回に引き続き、上半期の総括タイム。
自分のテーマを披露してもらいました。
そうそう、飛び入りゲストとして、今週から実習が始まった『ひとみ』さんと、目の大きさが特徴の『むかいくん』が参加。

・「考えすぎ症候群」
・「口ばかり症候群」
・「意見をもとめられても。。症候群」
・「口べた症候群」
・「抱え込み症候群」
・「あいまいみー症候群」

後半は、口べた症候群のAさんから。

A:「バイザーから何をと聞かれても、あれも、これもと喋ろうとして、焦ってしまう。そして自分のいいたいことが伝わっているのか?不安になる。。」

B:「それって人によるものなの?」
A:「あっ。たぶんそう。私、緊張するほうだから。。自信がないのかも。。」
ファイル 690-2.jpg
C:「久々登場。すきぐらふ。(^o^)」「さて、この半年でみんな変わったかな?」
A:「私は、2」
B:「僕は、2」
D・E・F:「3」
G:「うーーん。3か4」

C:「ほー。少しは変わったかな。」「最近、どんなことで褒められた?」
B:「うーーん。僕は、褒められても、なんてその後答えてよいかわからない。。」

この後は、褒められた後のリアクション大会になりました。
でも、どうやら、自分に自信がないほど、素直に、褒められてもうれしいと思えないのかな?という感想を持ちました。

筋ジストロフィーと姿勢保持 その3

ある養護学校の先生より、お手紙をいただきました。
************************
---省略
私が知っている生徒たちの、既製品のバックレストシステムを利用した製品は、最初に目指したとおりの姿を維持できないと、いろんなベルト類がどんどん追加されていきます。それは、担当業者様の考えによるものなのかなあと思っていたら、本社のデモでも同じでした。
ベルトを追加していくことを「支持面を増やすから楽になる」と推奨していました。

前任の養護学校時代、同じものを導入した筋ジスの兄弟がいたのですが、コントローラーの操作性については非常に好んでいたのですけれど、ベルト類はとにかくはずしてくれといっていたので‥‥

本校で筋ジスの生徒のシーティングをしたときに、筋ジスの生徒が嫌がること、求めることには一つ一つ理由があるとわかりました。だから、それを考えずに矯正することはできないなあと思ったのですが‥‥
---省略

どうやら、既存のシーティングにみられる、道具や適合方法では、筋ジスの活動をうまく調整できないのではと考えておられるかも少なからずおられるようです。

施設間研修

ファイル 686-1.jpg

各病院から長期研修で看護師さんがこられています。本日は、業務の合間をぬって、コレスペの紹介をさせていただきました。

普段病棟の中でしか、見る機会の無い彼らの姿は、やはり新鮮に映るようです。

意外!?と関心が高かったのが、「へたれ研究会の話」
今後、どのように生活場面へ帰ってくるのか楽しみとのことでした。(*^_^*)