『あおぞら気分』の、のぶさんが、またまた英語授業にゲスト出演。前回ほど緊張しなかったという彼。いやーー場数なんですね。
今回は、B組のみなさんと自己紹介と、神経衰弱を英語で楽しむ授業でした!
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八雲町立図書館で、三遊亭らん丈氏による「地域で育てる子どもたち」の講演会がありました。昨年より導入された「学校支援地域本部事業」の一環です。
さすが、落語家。聴衆を惹きつけるのがとにかく上手い!時間を感じさせない技を感じました。
さて、お話の中で、とても興味深かったのか。落語家らしい言葉の意味を追求していた点です。
江戸の頃は、今でいう、ボランティアの言葉って「傍楽(はたらく)」と言っていたそうです。
文字通り、他の人を楽にすること。
この他にも、朝飯の前に、近所を回って、ちょっとしたことを手伝えないか見回っていたんだって。
江戸の人のはたらきかたは、こうした「朝飯前」と、午前中に、お金をかせぐ「使役」そして、昼からは、「傍楽」でなっていたんだって。
そして、夕方には、「明日備(あすび)」といって、明日に備える鋭気を得る意味で、レクレーションや、趣味をしたんだってー。明日にストレスを溜めないためだね。
なにより、江戸町民での人の評価は、お金の量ではなく、「傍楽」で決まっていたと言うから今の世の中と違うねー。
どうですか?みなさんは?
「朝飯前」「使役」「傍楽」「明日備」と、一日をメリハリつけて、過ごせてますかー?
このような江戸の慣習を江戸しぐさ(思草)と言ったそうです。江戸で育った人も、江戸しぐさを身につけてられないと、江戸っ子とは言わないんだって。
昇降とチルト式のタイプです。
ペルモビールC300
前輪駆動のペルモビールの走行特性を選択する方も多くなってきました。
さて、昇降機能は、テーブルを選ばないんですね。
こういう使い方もあるようです。
あおぞら気分ののぶさんが、自宅に子ども達を招いて、『キッズ英語教室』を始めました!手作りの、かわいい写真やイラストが描かれた絵カードで楽しく単語を覚えられるように工夫されていました。
おじゃました本日は、『トトロ』の”さんぽ”を英語で覚えようというもの。
「あるこう~あるこう~わたしはげんきー」
は、
「Hey,Let's go, Hey,Let's go I'm happy as can be」
楽しそうな教室でした。
コレスペでおなじみの『おさむ』くんが、2009 EPSON NSXカラーリングコンテストで入賞しました。昨年からのイラストサークルの結果ですね。さすが!部長。
でも、今度は余裕を持って応募しよう(^^;)
ダイヤテック株式会社は、パソコン用の周辺機器を販売する会社です。
今回紹介するのは、外付けのタッチパッド。
トラックパッドや、スライドパッドとも呼ばれ、ポインティングディバイスの一種。
通常ノートパソコンに内蔵されている事が多く、手を置く位置で困難さを抱えているユーザーには、試してみる価値はあるのではないだろうか?
また、感圧式ではなく、静電式であるため、ペンや棒で操作することは難しい。
アクティブバランスシーティングをご存じですか?
脳性まひや、筋ジストロフィーの座位適合の過程で生み出された考え方です。
この考え方をオフィスチェアにも応用した製品が内田洋行から販売されました。
プレスリリース
北大に数点寄贈された、椅子の一つに座ってみました。
座り心地ですが、背に寄りかかるとリクライニングするのですが、仙骨上部と座骨の部分の支持は変わらずに骨盤が安定したまま、寄りかかる事が出来ます。
これは、一見して構造を理解することが難しく、「チルトなんだけど、リクライニングする。。。」おもしろい構造です。
この仕様が逆に、また車いすにも応用されないか楽しみです。
このプロジェクトを進めている両氏に感謝!
・北海道大学大学院保健科学研究院生活機能学分野
教授 八田達夫氏
・北海道立心身障害者総合相談所 企画総務課
リハビリテーション・エンジニア 西村重男
コレスペの考える就労支援プロジェクトの全貌がようやく形になってきました。
コレクトスペースSUNSUNは、コミュニティー(集まり)のようです。
・誰もが共有できる、場の提供から始まり
・コレスペコンテストように、誰もが気軽に参加でき、自分が活躍できるところ。
・太陽市場は、クライアントとの結びつきがより強くなる場。
・そして、マネージメントは、自ら仕事を振り分け管理運営していく場。
こう眺めてみると、一つの島のような感じがしています。
それぞれの層(ステージ)は、人の関わりの強さを表します。
最初は、個人個人バラバラで、それぞれが引き合う引力も弱いものですが、コンテスト・太陽市場・そしてマネージメントとステージが変化するにつれ、引力も相対して強くなってきます。
結びつきが強固となり、個人の強さも増していくように感じています。
人が自らの力を発揮できる場の提供の形が、コレクトスペースSUNSUNです。
八雲病院に勤務した10年は『まいたけ』さんとの二人三脚でした。
多くの方が療養生活を続けるこの病院で、「何か困ってることある?」「何かしたいことはありますか?」と尋ね歩いていたところ、彼からの「今何したいかって?うーーん。そうだなー。ゆっくり休みたい!(^-^)」
と言われたことは衝撃でした。
彼が21歳の頃、「24時間の呼吸器になってしまったら、寝たきりになってしまうんだろな」と正直思っていたそうです。それが、たまたま夕食後に看護師さんに切り替えてもらったテレビのチャンネルで、NHKスペシャル「わが分身たち」が放映されていました。同じ筋ジストロフィーである南九州病院の轟木さんと、リハエンジニアの畠山卓朗先生との出会いを目の当たりにしてから、「あきらめなくていいんだ。いろいろとやってみよう」と思ったそうです。
彼はある意味、従順な患者ではありませんでした。
ある日、彼の使っているマウスを他の患者さんにも紹介したいから貸してと頼んだところ、不機嫌な顔をして、
「先生は、自分の手を貸してと言われて、切り取って貸したりする?僕らにとって、道具はたんなる身体の一部なんだよ。」と。
彼からはいろいろと学んだというよりも、一緒に考え成長したきた感じです。
彼とのエピソードは、ここで語り尽くせないほどですが、「先生?ぼくらだって驚いたり、笑ったりするときに、ジェスチャーをするんだよ」と、指先のわずかな動きで、「驚き」を表現していたりと、ちょっとしたことで人を笑顔にさせるセンスの持ち主でもありました。
私よりちょっと、年上のまいたけさんは、よく悩みをきいてくれました。臨床実習生の学生も困ったら、「まいたけ」さんに話を聞いてもらう感じでしたから。
「何で、僕が最初なんだよ!!」と怒りをあらわにし喧嘩したことも数え切れないぐらい。スイッチ・環境制御装置・車いす・など、運動機能障害の進行に応じて、彼はいつだって、なにより先人をきって前向きに自分の活動を追い続けていました。
病態が悪くなってからも病室で、「HPに何か書いておくことはある?」「いや、状態がよくなってから書くよ!」と、
意識がとぎれとぎれの彼の思いでした。
そういえば、彼が頼まれた原稿で相談されたときがありました。
「死というテーマで原稿がきたんだけど、先生っていつも考える?」「いや。何かあったときだよね。」「そうだよね。僕だってそうなんだけど、つい人工呼吸器をつけていると、そうおもわれるんだよね。」「僕らって病気と闘っていると言われるけど、別に戦士じゃないんだけどね。。。(*^_^*)」
やはり、あなたは、戦士でしたよ。
「先生?いきがいってなに?」「どうしたの突然?」「この前看護学生さんが担当になったんだけど、『たけ』さんの生き甲斐って何ですかって?」「なんて答えたの」「はっは。うーーん。これといったものはないんだけど、好きなことがたくさんあるから、それをいっぱい出来ている時間が、いわば僕の生き甲斐かな。」
「まいたけ」さん、ありがとうございました。
『おさむ』講師による第2回目授業がありました。
今回のテーマは「気づき」
前回講義から、
1、どうしたら積極的になれるのか?
2、どうして「しょうがない」で済ましてしまうのか?
3、「人のせい」ではない。自分はどうする?
を感じたようです。
そこで、この課題について、深めていく内容で、ロールプレイでは、「立場を変えてみることで見えてくること」として、一方がコミュニケーションが不自由な状態だと、どんな困難さがあるかを体験しました。
授業の最後は、このようにまとめています。
<おさむ>
一方的な見方をすることが多いと思うが、人の話を聞いたり、体験したりすると「気付く」ことができて、いろんな方向からの見方ができるようになります。選択肢を広げることにできる。選択するのは自分だけど選択肢は多いほうがいい。また「なぜ?」と思うことが「気付き」始まりだから、当たり前に思ってることを「なぜだろう」と考えてほしいです。そしてさまざまなことに気付いてほしいと思います。次回三回目は気付きのさきにある「確信」についてお話したいと思います。ありがとうございました。
つくばの産業総合研究所の梶谷さんが遊びに来てくれました(^_^)v
8ヶ月ぶりなのですが、そんな感じをさせない梶谷さん。一堂、すぐに話に引き込まれました。
今回は、評価とは何か?物の見方について学びました。
ちょっと、変わった写真で紹介!これは、作業療法室から、コレクトスペースSUNSUN(コレスペ)の就労支援活動の部屋を覗いたところ。
コレスペでは、卒業後の生活をみんなで考えるプロジェクトと称して、みんなの活動を支援してきました。今後も、みんなが集まれる場所であり、自分の可能性を発見できるコミュニティースペースであることには変わりありません。
これまで、絵が得意な人と、文字が得意な人とで、一つの仕事といった、体力や能力のワークシェアリングを行うことで、どんな障害があっても仕事ができるという『ぼくらのはたらきかた』を実験してきた、コレスペです(^_^)v。
今度は、運営も自分達で行う、クリエイティブ集団の登場です。
組織といっても、あくまでも、みんなみんなという烏合の衆ではなく、できないところを、それぞれが補って仕事にし、より質の高い課題を達成するための手段です。
コレスペの活動を通して、『はたらく』には、いくつかの層が必要なのではと感じています。
あおぞら気分ののぶさんが、今度は、学校支援ボランティアに挑戦するそうです。
地域の小学校に本格導入される英語授業に先駆け、地域で小学校を支える取り組み。いいですね~。
たんに、英語を教える!?ってだけでなく、彼が訪れるだけで小学生達は、どう感じるんでしょうかね~。(^-^)
この様子は、のぶさんのHPで紹介されると思いますので、そちらを楽しみに!
昨年、サミットが開かれた洞爺湖付近に、入江(いりえ)貝塚と史跡があります。ここでは、入江9号といわれる縄文人骨が発掘されています。
国立病院機構鈴鹿病院の小長谷先生の記事で、紹介されています。
縄文の筋ジス・空飛ぶ筋ジス
鬼はー外。。福はーー内。
今日は節分。みなさん豆をまいてますか?
東北より北では、豆まきで、落花生をまきますが、東京よりも西側では、大豆のようです。北海道で、落花生なのは、そのまま拾って食べられるからと聞いたことがありますが、なんとも合理的です。
そういえば、東北地方の方言で、「け」「く」という、日本で一番短い会話があるのをご存じですか?「け」とは、「食べなさい」。そして、「く」が「いただきます」だそうです。
さて、今日はみんなに、「あなたにとって、鬼のような存在とは?」を聞きました。
どうですか?
この季節の恒例、北海道の専門学校から、実習生がきています。
スポーツが得意な好青年です。周囲からは、大西ライオンと名付けられました。(^_^)v
彼の特技は、スポーツのようですが、今回対決してもらったのは、美術。
「まこと」さんからのテーマは、『牛』でした。
本人曰く、力作と豪語するできですが、二人そろって絵を描いている姿は楽しそうでした。
どうしても、最初は、治療者としての視点で、見方が一方的になりがちです。
彼は「マウスで絵を描くのって難しいですね。巧緻性でいうのかな、(まことさんは)凄いなって思います」
人の生活力ってすごいです。そのすごさを感じながら、私たち支援者は、よりお互いに影響を及ぼしながら、善い方向へと結びつけていこうとしているのだと感じています。