重度障害者用意思伝達装置の導入履歴 その4
Miyasukuを使ってみた感想
こんにちは!今回は、新しく試した意思伝達装置「Miyasuku」について、使ってみた感想をお伝えします。
前回紹介した「TCスキャン」と同じく、パソコンで使用するタイプの装置ですが、実際に使ってみるといくつかの違いがありました。
Miyasukuの特徴
MiyasukuもTCスキャンと同じく、パソコンで操作します。専用の台もありますが、私は棚の上に設置し、モニターに繋げて使用しています。
よく使う言葉を登録でき、カテゴリ分けも可能です。頻繁に使うフレーズを整理しておけば、よりスムーズにコミュニケーションが取れます。
パソコンの基本操作もできるため、意思伝達だけでなく、PC作業のサポートとしても活用できます。
検索時には、黄色い線を2本合わせてタイミングよく操作することで、選択を確定します。この独特の操作感に慣れることがポイントです。
TCスキャンとの違い
TCスキャンと比較すると、Miyasukuの方がマウス操作はしやすいと感じました。特に、Windowsを操作するときの精度が高く、スムーズに動かせます。
TCスキャンは定型句をすぐに出せるのに対し、Miyasukuは少し時間がかかる印象です。よく使うフレーズを登録しても、取り出すまでの動作がワンテンポ遅れることがありました。
使ってみた感想
Windowsのマウス操作がしやすく、パソコンの利用がよりスムーズになりました。特に、細かい操作が必要な場面ではMiyasukuの方が使いやすいと感じます。
定型句の呼び出し速度がもう少し速ければ、さらに便利に使えると思いました。検索時の黄色い線を合わせる操作は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
まとめ
Miyasukuは、特にWindowsの操作をしやすくする点で優れています。マウスを使った作業をする人には相性が良さそうです。一方で、定型句の呼び出しには少し時間がかかるため、スムーズなコミュニケーションを求める場合は工夫が必要かもしれません。
次回は、さらに他の装置との比較や設定の工夫についてお話ししたいと思います。お楽しみに!
車椅子のwug応援隊
2025-01-30 09:17 この記事のURL1