【AIゲーム制作シリーズ Vol.1】アイデア勝負の時代到来!懐かしのバブルパズルを公開します。
はじめに:ベッドの上から、ワンキーマウスひとつで。
みなさん、はじめまして。
私は現在、筋ジストロフィーという病気のため、ベッドの上で寝たきりの生活を送っています。
私の体は自由には動きませんが、パソコンの操作はできます。
使っているのは「ワンキーマウス」。たった一つのスイッチで、クリックもスクロールもこなす私の相棒です。
私は昔からゲームが大好きでした。
でも、最近のゲームはボタン操作が多く、複雑な動きを求められるものばかり。「遊びたい」と思っても、体がついていかず、悔しい思いをすることも増えました。
「障害があっても、もっと気軽にゲームで遊びたい」
「難しい操作なんてなくても、夢中になれる体験がしたい」
そんな長年の願いが、ある技術の登場で、まさかの形で叶うことになりました。
それが「生成AI」です。
「遊ぶ」だけじゃない。「作る」時代がやってきた
「自分にできるゲームがないなら、作ってしまえばいい」
以前なら夢物語だったことが、今、現実になりました。
今回、私はGoogle Gemini Pro 3.0というAIを使ってゲームを作りました。
プログラムの専門知識も、複雑なキーボード入力も必要ありません。
私がやったのは、AIに向かって「ワンキーマウスでも遊べる、シンプルで楽しいゲームを作って」と言葉で伝えたことだけです。
ベッドで寝ながら、一つのスイッチで言葉を紡ぐだけで、AIが私の手足となってプログラムを書き上げてくれました。
障害がある私が、ゲームのプレイヤーから、クリエイターになれた瞬間です。
自作ゲーム第一弾!「バブルポップ・パズル」
そうして完成したのが、この「バブルポップ・パズル」です。
私のように複雑な操作が難しい人でも、もちろんゲームが苦手な人でも楽しめるように設計しました。

▲ クリック一つで遊べる、懐かしくて新しいパズルゲーム
私からの「こだわり」ポイント
- ワンクリックでOK: 狙いを定めてクリック(スイッチ)するだけ。複雑な同時押しや連打は必要ありません。
- ゆっくり考えられる: 制限時間に追われることなく、自分のペースで遊べます。
- 誰でも爽快感: バブルが弾ける気持ちよさは、難しい操作抜きで味わえます。
「これなら私でも遊べる!」
完成したゲームを自分でテストプレイした時、心からそう思えました。
さいごに:障害があっても、ゲームは楽しめる
最近のゲームは素晴らしい進化を遂げていますが、その一方で取り残されてしまう人たちがいます。
でも、これからはAIの力を借りて、私たち自身が「遊びやすいゲーム」を生み出せる時代です。
私が作ったこのゲームで、同じように操作の難しさでゲームを諦めていた人や、単純に隙間時間でリラックスしたい人が、少しでも楽しんでくれたら嬉しいです。
障害があっても、ベッドの上からでも、世界中の人に遊んでもらうゲームは作れます。
これはその第一歩。
今後も「AIでゲームを作ったよシリーズ」として、バリアフリーな楽しいゲームを届けていきます。
ぜひ、私の作った「バブルポップ・パズル」に触れてみてください!
車椅子のwug応援隊
2025-11-20 11:39 この記事のURL1
