ホーム > ニュース> 今年のゲームのアクセシビリティーは?

今年のゲームのアクセシビリティーは?


今年発売された、ゲームのアクセシビリティーについての紹介がありました。基本外国タイトルについての紹介ですが、最後に日本語タイトルについても言及されています。今回も、英訳は、石前さん。では、英訳とともに、御覧ください!!
//////////////////////////////
様々な障害や特徴にも対応し誰もが快適にゲームをプレイできる、アクセシビリティ機能について紹介する。
ここ数年、ゲームにおいてアクセシビリティ機能が重要視されてきている。このチャンネルでは毎年、現状を調査して動画にまとめている。
今回、有名作からインディーまで今年発売された50以上のタイトルをプレイし、アクセシビリティ機能別にまとめた。
障害を持ち実際に機能を駆使しているプレイヤーたちに話を聞いたり、アクセシビリティの観点からゲームを分析した資料を参考にした。

PS5とXBOXについて
・ハイコントラスト、字幕、ボタン割り当て、スクリーンリーダーなど、両機共に非常に多くの機能が備わっている。
・PS5には文字サイズや色調変更機能がある。コントローラーも進化し、センサーで操作に連動するなど画期的な機能が備わったものの、
時にはそれが邪魔になってしまう場合がある。
・PS5ではPS4のコントローラーをサポートしていないため、個々人に合わせて改造したものは動かない可能性がある。
・その点、XBOXは以前のコントローラーでも問題なく動作し、公式のアダプティブコントローラーの存在が強み。操作の分担機能もある。
・二機が発売された直後、早速NintendoSwitchにも多くの同機能が実装された。

ボタン割り当てについて
・最重要機能と言っていいものの、問題点はまだ多い。各ゲームによって割り当てられるボタンの位置や種類が違うため、
それぞれ覚える必要がある。各ゲームメーカーには是非フォーマットの統一を望む。
・いまだに全てのボタンを完璧に代用できるゲームは少ない。ボタン連打、長押し、同時押しなどあると尚良い。
・操作に時間制限があるゲームも多いが、オフにできると良い。

アクセシビリティと難易度について
・様々な機能に対応したゲームが増える中、プレイを簡単にするためだけに機能を使うという問題がある。
本来身体的困難さを補うものであるため、バランスが難しい。だからと言ってアクセシビリティを制限するのも間違っている。

その他機能について
・字幕の大きさ、場所、タイミング調整、手紙の文字をフォントに変更、視覚情報を減らす、色盲に対応、
キャラクターの色変更、自動運転、片手操作、音声で指示
・激しい視点変化や、映像がより鮮明になった反面、敏感なプレイヤーは注意。
・新しいアクセシビリティのカテゴリーとして、視線入力が挙げられるだろう。

日本のゲームについて
・今回8つのゲームをプレイしたが、あまり機能が充実していない印象。「あつ森」に関しては設定項目すらないのは残念。

全体を通して、かなり進歩していると感じた。メーカーにはさらなる期待をしたい。

ゲーム 2020-12-16 09:07 この記事のURL1


ページのトップへ戻る